知的な遊びー英語で俳句紹介

俳句は好評な授業

実際に小学校で親善大使達が行った俳句授業は、一通り説明を受けると生徒達が 校庭に飛び出し、目を引き付けられた自然の状況を三行の詩にして、画用紙に絵を添えて完成させるというものでした。全生徒達の作品が各教室前の廊下の壁などに展示されたので、達成感が目に見える授業として生徒や先生方から も好評でした。

俳句の 2 つの基本ルールを知っていて、それにこだわる外国の人達もいますので、 英語で俳句を作る時はそれらを忘れても構わないことを説明できるようにしておく必要もあります。ニューヨーク州の学校で私が 2 週間日本文化の紹介をしていた時、高校の先生でもあったホストファーザーから、俳句をかなり学んでいる同 僚がいるので彼のクラスで俳句の授業をして欲しいと頼まれ、そのクラスを訪問しました。生徒達への説明は、小、中学校でやっていた内容とほぼ同じでしたが、 そのあとに俳句をひらがなで書いたものを見せながら、日本語は音字なので五七五とは 5 文字、7 文字、5 文字ということ、syllable の数え方が英語、日本語では異なるので、三行で書くルールにしたことを説明しました。季語に関しては日本の季語が取り決め(歳時記)で決められていて、それらは万国共通ではないから 自然描写にすると良いと話しました。授業が終わると、俳句に関心の深い男性教師がさっと近寄って来て「自分はこの 1年俳句を学んできたけれど、君の40 分の 説明でもっと知ることができた」と非常に喜んで下さいました。